中古住宅の連鎖
結婚し、子供が生まれ、生活スタイルが変わるにつれて
余儀なくされる引越し。
いつの段階からか賃貸か購入かという選択肢も入ってくるようになる。
しかし、家といえば一生に一度といわれる大きな買い物
そうやすやすと決断できるものでもない。
そんな時注目されるのが、中古住宅
日本人は案外、「中古」というとあまり良いイメージを持たないかもしれない。
しかし、これが一転、海の向こうアメリカなどでは
中古住宅というのはかなりメジャーなもののようだ。
元々、広大な土地を持ち、日本のように地震も少ないという
地形的な要因も大きいのだろうが、あちらの国では、
住宅は売って、住み替えるというのは案外メジャーだそう。
近年日本でも、リフォーム技術の普及により
中古住宅といっても、実際新築と見まがうような住宅も多く出ている。
賃貸がトクだ、購入がトクだという意見も様々あるが、
これからは、アメリカ的な中古を売って、違う中古に引っ越すという
中古住宅でつなぐ選択肢はどうだろうか?
しかし、これはなかなか普及しづらい構図なのかもしれない。
日本の住宅は、大抵築年数が経てば経つほど価値が下がっていくからだ。
国民性の違いだろうか、欧米諸国は、自ら修理修繕などをし、
家を手直し、カスタマイズしていくことで価値を上げていくのだという。
大して日本では、リフォームなどはあるもののやはり
ベースとなる築年数がかなり大きくかかわってくる。
これは風土の違いによる劣化のしやすさなどといった問題もあるのだろう。
そしてやはり、土地というものに比較的執着する農耕民族のDNAが
いまだに組み込まれているのかもしれない。
中古住宅の連鎖は、この島国日本では難しいのかもしれない。